神社 in お寺 [京都]
Photo with BESSA R3A+Sonner 40mm
普段、そんなに気にならなかった事でも考えてみると奇妙な事ってありますよね。
その一つがお寺の中に祀られている神様。
これを『神仏習合』と云うそうです。現在では遅れた宗教観と評価されているようです。
しかし、宗教間、宗派の違いで戦争をしている昨今、違うもの同士が巧くやってる、この古いと云われている形態がもっと注目されても良いのではと思う今日この頃です。
京都 六角堂の邪気 [京都]
Photo with GRD2
昔から、神社仏閣を訪れたり仏像を眺めるのが好きなのですが、どちらかと云うとその場の雰囲気を楽しんだり、ただ、良いなーっと見詰めるだけで満足していました。
しかし、それでは余りに芸が無いので一念発起して神社仏閣の建物やその縁起、仏像の種類などの基本を勉強してみました。
これが結構面白い。今までとは見方が違ってきますね。物事の一つ一つに意味があって観てるだけで楽しくなってきます。
確かに何の予備知識も無く、第一印象を大切にするのも大切ですが、せっかくの日本文化の核、二度目からは勉強して理解を深めるのも面白く意味のある事だと思います。
予備知識のお陰で今まで気づかなかった、愛嬌のある邪気に対面する事が出来ました。
あぶりもち [京都]
テレビ番組をきっかけに京都今宮神社の東門の参道まで名物『あぶりもち』を食べに行ってきました。
知る人ぞ知る京都の銘菓、一度食べてみたかったのと、この東参道、私の大好きな時代劇『鬼平犯科帳』のロケ地によく使用されていたところ。実際、現地に行ってみると東門からいなせな女掏摸に扮した坂口良子が出て来ても(解る人には解る)おかしくない程、時代劇の世界しています。しかし、その領域は本当に短く、狭いもので、今回の主役のお店の前だけですが。
あぶりもちに戻ります。今宮神社東門に向かって左に本家『かざりや』さん、右に元祖『いち和』さん。どちらもあぶりもち一本勝負のお店。永遠の良きライバル同士って感じです。
どちらに入ろうかと迷いましたが最初に声をかけて頂いた『かざりや』の暖簾をくぐりました。
ストーブのある座敷に上がり15本入の一人前を注文。待つ事5〜6分。小指の先ほどのお餅を竹串に刺し白みそ仕立てのタレをかけたものです。
まず、香ばしいにおいが食欲をそそります。味は結構いけましたよ。甘辛くてお茶に合います。あぶりたてが来るので熱々なのもポイント高いです。ただ、反対に冷えちゃうと別の食べ物になっちゃうようです。お持ち帰りはどうかな。
次回訪れた時は元祖『いち和』さんに入ってみたいです。
京都の神社の参道には色々な名物菓子があると聞きます。それを求めてブラッと出かけてみるのも楽しそうです。こんな京都の楽しみ方も有りかなっと思いました。
京都の路地裏(その二) [京都]
先日と同様に先斗町付近の路地裏で。
押さえた紅色の壁と柱や格子の黒とのコンビネーションが粋に思い、一枚パチり。
京都らしい佇まいのお店です。
京都の路地裏 [京都]
Photo with GRD2
昨日は下鴨神社にお守りを頂きに行くついでに京都の街を散歩してきました。ルートは河原町から鴨川沿いに下鴨神社へ帰りは鴨川の反対岸を河原町へ。それからは先斗町界隈をウロウロと。
京都と云うとどうしても神社仏閣のイメージが強いですが、うなぎの寝床と称される町家が形成する町並みも見所の一つです。
狭い路地に多くのお店が居並ぶ賑わいも独特のものです。しかし、一つ筋を違えると細長い町家の構造の為、お店の裏口が並ぶ路地に出会します。表の賑やかな印象とガラッと変わりなかなか味わい深いものがあります。
その日の料理の下ごしらえをしたり、掃除をしたりと寛いだお店の人の表情を見れたりします。時には表の表情よりも京都らしさを感じる事も出来ます。
是非、京都に来られたら路地裏探訪を。確かに怪しげなお店も多くなりましたが京都の老舗は路地裏に結構多くあるもんです。
日本一のひげだるま [京都]
Photo with Leica Ⅲf
先日、病み上がりのリハビリで嵯峨野を歩いてきました。
カバン、携帯電話、露出計、予備フィルムも持たず、ポケットに財布とハンカチ、肩にはLeica Ⅲfという超軽装備です。フィルムも残20枚程。
そんな、散歩のついでに撮った1枚が、このだるまさん。
頭の上部が軒下の影になっていたので、普通に撮ったら中途半端になりそうなので上部を潰して撮ってみました。
結果はやはり変な写真になってしまいましたが、薄目で見ると金色の目玉と相まって、けっこう不気味な感じで、こんなんも有りかなっと思い掲載しました。
体力は回復したものの、頭は未だに回復していないようです。(笑)
先日、病み上がりのリハビリで嵯峨野を歩いてきました。
カバン、携帯電話、露出計、予備フィルムも持たず、ポケットに財布とハンカチ、肩にはLeica Ⅲfという超軽装備です。フィルムも残20枚程。
そんな、散歩のついでに撮った1枚が、このだるまさん。
頭の上部が軒下の影になっていたので、普通に撮ったら中途半端になりそうなので上部を潰して撮ってみました。
結果はやはり変な写真になってしまいましたが、薄目で見ると金色の目玉と相まって、けっこう不気味な感じで、こんなんも有りかなっと思い掲載しました。
体力は回復したものの、頭は未だに回復していないようです。(笑)
仏さま その三 [京都]
Photo with OLYMPUS-PEN S
このお地蔵さんは見ての通り古いものではありません。
しかし、シンプルなお顔や造形が気になり、撮らさせてもらいました。
お地蔵さんがたてられた背景はそれぞれに色々なものがあると思います。
それを想うと、このはにかんだ笑顔にも、もの悲しさを感じてしまいます。
こう云う思いを持って撮りながら、その背景に思いを馳せるのも撮影者にとって悪い事ではありません。
このお地蔵さんは見ての通り古いものではありません。
しかし、シンプルなお顔や造形が気になり、撮らさせてもらいました。
お地蔵さんがたてられた背景はそれぞれに色々なものがあると思います。
それを想うと、このはにかんだ笑顔にも、もの悲しさを感じてしまいます。
こう云う思いを持って撮りながら、その背景に思いを馳せるのも撮影者にとって悪い事ではありません。
夏の京都 [京都]
Photo with Leica Ⅲf
京都、日本の古都。四季を通して様々な顔を見せてくれる日本屈指の観光都市。
その京都の近くに住んでいる事は写真好きにとっては本当に幸せな事です。感謝。
しかし、夏の京都は苦手です。
盆地という事もあり湿度が高いせいか、暑さがこたえます。そのせいでカメラをぶら下げていてもシャッターを押す回数が激減してしまいます。
お祭りがあるじゃないかと云われますが、人混みの苦手な私は興味がありつつも敬遠してしまいます。
結果、他の季節よりも訪問回数が減ってしまいます。
それでも懲りずに訪れるのは座敷から夏の庭園を眺めるのが心地よいからです。
暑い中、やっとたどり着いた座敷は冷房はありませんが、ひんやり心地よく、冷たいお茶なんかが出たら最高です。
この時、眺めるのは枯山水や石庭ではなく、自然の草木を活用した庭園です。
この手の夏の庭園は春の桜、秋の紅葉、冬の雪のような定番も無く、緑で埋もれ、草木も成長しているので侘び寂びの風情にもかけます。
しかし、生命観を感じるのは夏が一番です。緑が目にしみるって感じです。
汗が引くのを感じながらボーッとこんな庭園を眺めるのはリフレッシュには効果的ですし、贅沢な時間の過ごし方だとは思いませんか?
京都、日本の古都。四季を通して様々な顔を見せてくれる日本屈指の観光都市。
その京都の近くに住んでいる事は写真好きにとっては本当に幸せな事です。感謝。
しかし、夏の京都は苦手です。
盆地という事もあり湿度が高いせいか、暑さがこたえます。そのせいでカメラをぶら下げていてもシャッターを押す回数が激減してしまいます。
お祭りがあるじゃないかと云われますが、人混みの苦手な私は興味がありつつも敬遠してしまいます。
結果、他の季節よりも訪問回数が減ってしまいます。
それでも懲りずに訪れるのは座敷から夏の庭園を眺めるのが心地よいからです。
暑い中、やっとたどり着いた座敷は冷房はありませんが、ひんやり心地よく、冷たいお茶なんかが出たら最高です。
この時、眺めるのは枯山水や石庭ではなく、自然の草木を活用した庭園です。
この手の夏の庭園は春の桜、秋の紅葉、冬の雪のような定番も無く、緑で埋もれ、草木も成長しているので侘び寂びの風情にもかけます。
しかし、生命観を感じるのは夏が一番です。緑が目にしみるって感じです。
汗が引くのを感じながらボーッとこんな庭園を眺めるのはリフレッシュには効果的ですし、贅沢な時間の過ごし方だとは思いませんか?
京都灼熱撮影ツアー [京都]
今日は『関西バルナック・ハーフカメラ同盟』6名でこのお盆の暑い中、京都を徘徊してきました。
まさに『京都灼熱撮影ツアー』実行前から暑さは覚悟していたものの想像以上でした。
集合は京福嵐山線四条大宮駅。一日乗車券を購入し出発。
広隆寺、車折神社、仁和寺、竜安寺で暑さに苦しみながら撮影を実行し、最終目的地六角堂に全員が無事到着。情けない話ですが全員の夏バテ状態は隠し様もありませんでした。
しかし、カメラ好きが集まって各々が好きなカメラをぶら下げての撮影行、周りからは奇妙に映ったかもしれませんが楽しかったです。
撮影時間より遥かに長かった休憩時間に語られたカメラ談義の楽しかったこと!各々が好きなカメラを語るときの目は輝いておりました。(笑)そしてそれを聞く方も興味津々と行った具合です。
世間ではこれをオタクと云うかもしれませんが、本人達はいたって健全に楽しんでいます。(笑)
本日一堂に会したカメラを紹介しておきます。Leica Ⅲa、Leica Ⅲc、Leica Ⅲf、OLYMPUS-PEN S 2台、EXA1b!、フォカ★!、ローライフレックススタンダード、コンタックスTVS、その他コンデジ3台。うーん、やっぱり変…。
ともかく、参加したメンバーの皆さん!お疲れさまでした!!
まさに『京都灼熱撮影ツアー』実行前から暑さは覚悟していたものの想像以上でした。
集合は京福嵐山線四条大宮駅。一日乗車券を購入し出発。
広隆寺、車折神社、仁和寺、竜安寺で暑さに苦しみながら撮影を実行し、最終目的地六角堂に全員が無事到着。情けない話ですが全員の夏バテ状態は隠し様もありませんでした。
しかし、カメラ好きが集まって各々が好きなカメラをぶら下げての撮影行、周りからは奇妙に映ったかもしれませんが楽しかったです。
撮影時間より遥かに長かった休憩時間に語られたカメラ談義の楽しかったこと!各々が好きなカメラを語るときの目は輝いておりました。(笑)そしてそれを聞く方も興味津々と行った具合です。
世間ではこれをオタクと云うかもしれませんが、本人達はいたって健全に楽しんでいます。(笑)
本日一堂に会したカメラを紹介しておきます。Leica Ⅲa、Leica Ⅲc、Leica Ⅲf、OLYMPUS-PEN S 2台、EXA1b!、フォカ★!、ローライフレックススタンダード、コンタックスTVS、その他コンデジ3台。うーん、やっぱり変…。
ともかく、参加したメンバーの皆さん!お疲れさまでした!!
紅 [京都]
Photo with Leica MP
京都には小仏さまの様に心落ち着けてくれるものもありますが、心を揺らすものも多くあります。
それも京都の魅力です。(笑)
薄暗い路地でこのパンフレットを見つけた時は『ドキッ』としました。
京都には小仏さまの様に心落ち着けてくれるものもありますが、心を揺らすものも多くあります。
それも京都の魅力です。(笑)
薄暗い路地でこのパンフレットを見つけた時は『ドキッ』としました。
梅小路蒸気機関車館 [京都]
Photo with Leica Ⅲf
この14日、先日購入した『Rollei Sonner 40mmF2.8 HFT』の試写を兼ねて京都の梅小路蒸気機関車館へ行ってきました。何故、蒸気機関車館なのかといわれると単に蒸気機関車の本物が見たかったからです。
特に鉄道ファンという訳ではありませんが小さい時から蒸気機関車が好きで、よくD51やC62のプラモデルを造ったものでした。しかし、残念ながら本物をまともに見る機会に恵まれませんでした。
そんな時、梅小路蒸気機関車館の存在を知り、行く事となりました。
JR京都駅から徒歩15分。館の玄関である旧二条駅舎が迎えてくれました。実はこの駅舎、幼少の頃、叔父の家に遊びにくる時、乗り降りしており懐かしく感じました。その叔父も今はなく、駅舎が記念物と化しているのは感慨深いです。
入り口から資料館を経て、扇形車庫で蒸気機関車と初対面。第一印象は『デカイ』でした。想像以上でした。迫力ありました。それに車体のディテールの一つ一つが興味深く、長く見ていても飽きませんでした。
満腹状態で蒸気機関車館を後にした帰り道、ふつふつと実際に走る蒸気機関車に乗りたいという欲望が湧いてきて、帰宅後すぐに会社の同僚の『鉄ちゃん』に電話で相談すると、翌日には山口のSL『やまぐち』号の手配をしてくれました。凄いぞ『鉄』!という事で8月初旬に本物の蒸気機関車に乗りに行く事となりました。
おっと忘れていました。『Rollei Sonner 40mmF2.8 HFT』の写り。このレンズはあたりです。今回はモノクロ撮影のみでしたが、写りは兎も角シャープ、でも階調も豊か。私の拙いスキャニングではわかって頂けないと思いますが、黒くつぶれている所もディテールが残っているし、飛んでるかなと思っていた所にも粒子が残ってるぞっと頑張ってくれています。四つ切りプリントだと良さを堪能できました。次回のポジの撮影が今から楽しみです。
この14日、先日購入した『Rollei Sonner 40mmF2.8 HFT』の試写を兼ねて京都の梅小路蒸気機関車館へ行ってきました。何故、蒸気機関車館なのかといわれると単に蒸気機関車の本物が見たかったからです。
特に鉄道ファンという訳ではありませんが小さい時から蒸気機関車が好きで、よくD51やC62のプラモデルを造ったものでした。しかし、残念ながら本物をまともに見る機会に恵まれませんでした。
そんな時、梅小路蒸気機関車館の存在を知り、行く事となりました。
JR京都駅から徒歩15分。館の玄関である旧二条駅舎が迎えてくれました。実はこの駅舎、幼少の頃、叔父の家に遊びにくる時、乗り降りしており懐かしく感じました。その叔父も今はなく、駅舎が記念物と化しているのは感慨深いです。
入り口から資料館を経て、扇形車庫で蒸気機関車と初対面。第一印象は『デカイ』でした。想像以上でした。迫力ありました。それに車体のディテールの一つ一つが興味深く、長く見ていても飽きませんでした。
満腹状態で蒸気機関車館を後にした帰り道、ふつふつと実際に走る蒸気機関車に乗りたいという欲望が湧いてきて、帰宅後すぐに会社の同僚の『鉄ちゃん』に電話で相談すると、翌日には山口のSL『やまぐち』号の手配をしてくれました。凄いぞ『鉄』!という事で8月初旬に本物の蒸気機関車に乗りに行く事となりました。
おっと忘れていました。『Rollei Sonner 40mmF2.8 HFT』の写り。このレンズはあたりです。今回はモノクロ撮影のみでしたが、写りは兎も角シャープ、でも階調も豊か。私の拙いスキャニングではわかって頂けないと思いますが、黒くつぶれている所もディテールが残っているし、飛んでるかなと思っていた所にも粒子が残ってるぞっと頑張ってくれています。四つ切りプリントだと良さを堪能できました。次回のポジの撮影が今から楽しみです。