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熱い鹿 [奈良]

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寒風吹きすさぶ、奈良公園を一人歩いていると
仲睦まじい鹿が二頭。
こちらが近づくのも気にせず毛繕い。
なんとも羨ましく、一人で来た事を後悔。

そんな所へ
寂しく近寄ってくる鹿一頭。
同胞相哀れむ。
なんとも、きも可愛い奴である。

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Photo with GX200

明日香村ポタリング [奈良]

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Photo with GX200

今日は、お昼から急に時間が空いてしまったので明日香村へポタリング。
と云っても、時間的に中途半端なので次回行く時の為の下見って感じです。

とりあえず、目的地は西国三十三カ所の岡寺と日本最古の大仏を拝観する為に飛鳥寺。
後はあても無くブラブラと。

全行程20キロにも満たない距離、参拝時間等も含めて2時間弱の行程でしたが、明日香村、良い所ですね。
リサーチをしっかりして、次回は周辺地域も含めてじっくりと廻りたいものです。

お堂でみる阿修羅 [奈良]

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昨日、奈良の興福寺に『お堂でみる阿修羅』展に行ってきました。
連日の混雑の報道を警戒して、9時前には入場券売り場にスタンバイしましたが、既に多くの人たちが集まり、結局、仮金堂の中で阿修羅像に対面するまで50分ほどかかってしまいました。

しかし、今回の『お堂でみる阿修羅』、一見の価値はあります。
阿修羅を含めた八部衆、釈迦三尊像、四天王像等18体の姿は壮観でした。

今回の主役、阿修羅像。じっくりと拝見させてもらいました。国宝館のショーケースの中のそれとは一味違いました。本来あるべき場所に立つ姿は、やはり良いです。
『仏像ブームの火付け役』『仏像界のアイドル』と云われるのも納得出来ました。
東京での大成功。そして奈良での凱旋展示での大盛況。それだけの魅力があるんでしょうね。

ちょっと感動しながら、阿修羅像を観ているうちに、疑問がチラホラ。
普通、阿修羅って戦いの神で物凄い形相をして武器を振り回しているイメージなのですが、この阿修羅像は真摯な眼差しの美少年。まさにジャニーズ系。確かに側面の片方は怒った様な顔をしていますが、もう片方は悲しそうに見えます。なぜ、こうもイメージが違うのか?
この三種の顔つきにも意味があるんだろうな?
そして、もう一つ。なぜ、この阿修羅像は少年なのか?
観た方はお解りだと思いますが、どう観ても少年の体型ですよ、この阿修羅は。そうやって観ると他の八部衆も少年なんですよね。
いや、別に少年でもかまわないんですが、なんか違和感を感じました。

念のために云っておきますが、この疑問や違和感が阿修羅像の素晴らしさを損なうものではありません。むしろミステリアスな魅力にもなっております。

疑問を持つと調べたくなる性格なので、仮金堂を出ると本屋さんに直行。仏像関係の本を2冊買い込み、モスバーガーでとびきりハンバーガーサンド『チーズ』を頬張りながら、お勉強。
おかげさまで、ほぼ、疑問に対する納得の解答を得られました。そんな理由があったのかと改めて奥の深さに感動した次第です。(長くなるので解答はカット。興味のある方は調べて下さいね。)

最後に、この『お堂でみる阿修羅』を見に行こうと思っている方は出来るだけ早くに行って下さい。私が仮金堂から出た時の待ち時間は90分。お昼前には待ち時間210分!になっていたそうです。これじゃぁ、拝観する前に疲れてしまいますよ。

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